Lyngby Porcelain(リュンビューポーセリン)
<Lyngby Porcelæn>はコペンハーゲンの北にあるコンゲンス・リュンビューで1936年に磁器メーカーとして設立しました。このころ主流だった装飾的な磁器とは対照的に、ドイツのバウハウス運動の影響を強く受け、シンプルさと機能性の思想を取り入れたデザインで多くの人に新鮮な印象を与えました。デンマークデザイン史上でも確立された存在となり、当時のオリジナル品を入手するのは蚤の市でも困難なほどの人気を博しています。しかし1969年には工場が一度閉鎖され、2012年に生産を再開。現在はローゼンダール・デザイングループが運営し、伝統的な職人技と先進的な生産技術により、純粋な機能美のDNAを受け継ぐ製品を世に送り出しています。