テーブルウェアの新たなスタンダード「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」

波佐見から世界へ
日本有数の窯業の盛んな地、長崎県波佐見町。 この地で約400年前の江戸時代につくられはじめた磁器は、当時から日本各地はもとより、長崎港を経てヨーロッパへも出荷されていました。 早くから量産体制が整えられたため、日用の食器としての確かな質と価格を実現したことが知られています。豊かな伝統は、現代まで脈々と受け継がれ、HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン) 、篠本拓宏(tortoise)のディレクションにより、こうした遺産を現代のコンセプトで革新するテーブルウェアとして生まれました。 アメリカで先行発売され人気となり、2011年に日本でも発売されて以来注目を集め、今ではスタンダードなテーブルウェアとして定着しています。

ミニマルで直線的なデザイン
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)のフォルムには、一切の装飾性がありません。日本の伝統的な形態の根本でもある、潔くすっきりとした直線。機能と製造工程の必然性から導かれた、意味のある曲線。シンプルな線のみで構成されたデザインは、いくつもの器が重なり合い、フォルムがリピートすることで、いっそう美しい調和をつくり出します。HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)の無駄のない佇まいには、生活のための道具にふさわしい普遍性が宿っているのを感じます。

半磁器ならではの心地よい質感
HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)の魅力は、器が手や口に触れたときの感覚にあります。半磁器ならではのシャープな輪郭は、陶器よりも引き締まった印象を与えつつ、一般的な磁器よりもやさしく有機的な触感が心地よく感じられます。独特の素材感から生まれるマットな風合いと落ち着いた色彩は、どんな食材とも自然に調和し、料理やドリンクを引き立ててくれます。素地には、天然の天草陶石を原料とした磁器土に、独自の比率で陶土を加えています。かつて波佐見で焼かれていた陶磁器のサンプルを再現し、素材本来の風合いを活かす釉薬を使用しています。

共通モジュールによる”重ねる器”
HASAMI HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)の器のサイズは、8.5cm、14.5cm、18.5cm、22cm、25.5cm、30cmのモジュールに従って設計されています。マグカップ、ボウル、トレイなど個々のアイテムが共通の直径でデザインされているため、自由なスタッキングが可能で、収納時や運搬時も無駄がありません。ニーズに合わせてスタッキングできる仕組みや、異なるサイズの器が入れ子で収納できる機能性は、日本料理のための伝統的な漆器である重箱からインスピレーションを得ています。重箱と同じように、室内でもアウトドアでも、単体でもセットでも、幅広いシーンで自由に使うことができます。

ベーシックなカラーと豊富なサイズ展開
シンプルなフォルムとベーシックなカラー(ナチュラル、ブラック、グロスグレー)の器は料理を引き立ててくれます。まるで絵を描くように料理を盛り付けてお楽しみ頂けます。またサイズ展開が豊富ですので、あらゆる料理に対応したテーブルコーディネートが可能です。また電子レンジや食洗機も対応しておりますので、日常使いの器として気兼ねなくお使い頂けます。
