元々、蘭の園芸業者のために生まれたといわれる日本の素焼鉢を、 形状、機能共に「原種の蘭のための素焼鉢」として特化させました。 平置きした場合は、傾きが生まれ、ランの自由な造形に呼応するような印象があります。 この傾きは視覚的なものだけではなく、排水効率を高め、通気を確保する機能を兼ねたものです。 またハンギングした場合は、一本のロッド(別売り)とゴム栓の支持によって、 静かな水平を保つ鉢と、個性を持つランとのコントラストが生まれます。 ランとの組み合わせ、ディスプレイの仕方で、様々な表情を見せてくれるポットです。