「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」は約400年前の江戸時代につくられはじめた「波佐見焼」という遺産を現代のコンセプトで革新するテーブルウェアとして生まれました。これまで多くの人々に愛されてきた波佐見焼と、それを受け継いだHASAMI PORCELAINの魅力についてご紹介いたします。
波佐見焼は、日本有数の陶磁器の産地として栄えてきた長崎県波佐見町のやきものです。今から約400年前の江戸期から、日々暮らしの中で使われる器として作られてきました。波佐見焼と言えば、透けるような美しい白磁に藍色で絵付けされた染付が主流ですが、開窯当初は陶器を生産していました。 慶長7年に良質な磁器の原料が発見されたことから、徐々に染付や青磁を中心とする磁器に移行されていきます。波佐見焼の歴史に大きく関わる「くらわんか碗」は素朴の中にも巧みな雅さがあり、手ごろな金額で売られていたことにより、今まで高価で庶民には手が届かなかった磁器碗の概念を変え、多くの庶民の人気を集めました。 また「コンプラ瓶」は、オランダ語でJAPANSCHZAKY(日本の酒)、JAPANSCHZOYA(日本の醤油)と書かれた安定感のある独特な形が特徴で、酒や醤油を詰めて東南アジアやオランダ本国に盛んに輸出されたものです。この2つの波佐見焼のヒットにより、波佐見町は日本を代表する大窯業産地となり、現代でも陶磁器シェアは日本有数を誇っています。
波佐見焼を特徴づける要素のひとつとして、多くの供給を可能とする量産体制があります。 江戸期に成形、型起こし、釉薬、窯焼きを分業する生産効率のよいシステムが作られたことにより、歴史の中で工程ごとにその技術は発達し、磨かれてきました。日用の食器として、高品質で確かな技術、手ごろな価格が実現したのも、この伝統の中で培った生産システムがあるためといえます。 また波佐見焼は、消費者の生活に寄り添ったやきもの作りをしてきたため、流行やニーズ、生活スタイルに合わせ柔軟に変化してきました。こうした波佐見焼の特徴を活かしたHASAMI PORCELAINは、確かな品質と、シンプルで使いやすく、暮らし全体を機能的で美しく彩る生活に調和したやきものといえるでしょう。
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