ドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツは、食における東洋と西洋の文化のバランスを検証し、現代のスタンダードとなるテーブルウェアシリーズを開発しました。効率的な生産過程を生み出した結果、多くの磁器製品は特別なものではなくなりましたが、ディーツは規格化される生産を危惧し、職人の技術が求められる、現代的なコレクションを提案しました。歪みのない繊細なラインが側面から裏までつながる極めて美しい食器のシリーズです。
Spec
ブランド |
2016/(ニーゼロイチロク) |
デザイナー |
Stefan Diez (ステファン・ディーツ) |
サイズ |
W310×D260×H20mm |
材質 |
磁器 |
生産地 |
佐賀県西松浦郡有田町 |
お取り扱いについて |
電子レンジ:○ / 食洗機:○ / オーブン:× / 直火:× |
Brand
1616年。九州の北西部に位置する有田の山の中で偶然発見された陶石の欠片は、人々の知恵と努力によって美しい陶磁器に姿を変え、400年もの間、世界中の人々を魅了してきました。歴史や時代に翻弄されながらも、有田の人達は探求を繰り返し、色あせる事のないものづくりの精神は今日の有田を支える人達に受け継がれています。2016年。400年という節目の年に、世界に散らばる16組の優れたデザイナーと共に、新たな陶磁器ブランド「2016/」が誕生しました。
Designer
Stefan Diez (ステファン・ディーツ)
工業デザインを学ぶ前に、木製家具職人としてのキャリアをスタート。現在は、素材やテクノロジーを徹底して研究し、それらの限界を探ることに情熱を捧ぐデザイナーとして活動。正確でありながらシンプル、そして何よりニーズに合った製品を開発する。e15、HAY、Thonet、そしてWilkhahnといったブランドと長期に渡って協力しており、家具、テーブルウェア、インダストリアルデザインを含む、多岐にわたる製品を手掛けてきた。